米国はビールが美味い。 30年くらい前に読んだ漫画(こち亀)には、「アメリカにはバドワイザーしかない、ビールがまずい」なんて書かれていて、それを信じていたのですが、実際には当時からSamuel Adams (ボストン)みたいな美味しい地ビールがありました。
現在米国ではクラフトビール(地ビール)が大流行。スーパーに行くとビール売り場ではバドワイザーやcoorsみたいな伝統的な薄いビールはすみに追いやられていて、沢山の種類の地ビールが売られています。 そして、サンディエゴは全米でも有数の地ビール醸造都市。山ほどの種類のIPAを毎日楽しんでいます。
ただし、地ビールは日本で人気のラガービールではなくて、エールビールが主体。香り高いのだけど、ちょっと重い。
米国でラガーを楽しもうとすると、ちと高い日系のビールか、メキシコのビール。
ビールが安い米国の中でも、もっと安いのがメキシコ産のビール。軽い飲みくちが暑い季節には最適。日本でも、CoronaとかSolとかにライムを刺して飲むのが人気ですよね。米国はコロナビールでも十分安いのですが、さらに安い他のメキシコ産ビールに挑戦してみました。
$21.99/24本(+Tax 7.75%)と, とても安い。箱でしか買えません。
肝心の味は、、、 薄い! コロナよりも軽いです。 完全にライト系のビールの味です。
僕はライトビールは好きではないので、あんましでした。 どうしよう、沢山残ってる。
トレーダー・ジョーズ Trader Joe's、略してトレジョはカリフォルニアを本拠とし全米に展開するスーパーマーケットチェーン店。おしゃれでリーズナブルなオリジナル商品が人気です。
こちらが、トレジョのビール。 $6.99/6本 + Tax(7.75%)。 真夏のビーチのようなパッケージがいい!。 よく見ると、ブランド名がTrader "Joe's"ではなく、メキシコ系の”Jose”(ホセ)になってる! 芸が細かい。
味は軽くてコクのある喉越し。コロナビールにとっても近い。日系だとアサヒスーパードライをすこし優しくした感じ。暑い日にぐいぐいいきたくなりますね。
というわけで、メキシコ系ビール対決は、価格以外はトレジョの圧勝でした。