linear mixed-effects model、mixed model 線形混合モデル

2013-10-10

 

random effect fixed effectを混在させて検討する統計。さまざまな生物学的検討、特におなじサンプルに対する反復測定(縦断研究など)に有用。多変量解析において、一般線形モデルよりも、より複雑な多変量データ(経時観察、反復測定、クラスターデータ)を扱うことができる。すなわち、互いが相関しあうような、純粋に多変量ではないデータを扱うことができる。欠測値を含むデータに対しても解析できるため、repeated ANOVAよりも好まれる。

参考 http://en.wikipedia.org/wiki/Mixed_model

 bm.hus.osaka-u.ac.jp/~kanekiyo/pptstudies/020510mixed.ppt

 

以下のモデルの総称

固定効果モデル:固定効果のみのモデル

変量効果モデル:変量効果のみのモデル

混合効果モデル:固定、変量双方含むモデル

 

固定効果(fixed-effect

ある因子を固定効果として解釈。その因子に対して有限個の水準を想定

研究では、評価したい全ての水準を含んでいると考えることになる

解釈例:性別、治療有無有無

 

変量効果(random-effect=ランダム効果

ある因子を変量効果として解釈

その因子に対して無限個の水準(水準の母集団)を想定

研究では、実際に検討する水準は母集団からの標本であると考えることになる

解釈例: 病院ごとの違い

 

自己紹介

飛田 哲朗 Tetsuro Hida

名古屋で脊椎外科医の仕事の傍ら、サルコペニアの研究をしています。

2017年-2018年 アメリカのサンディエゴに、家族連れで臨床留学しました。 

 

好きなテレビ:

未来世紀ジパング

 

池上彰さんが出る回とか、最高ですね。テレ東経済番組の面白さは安定してます。

 

好きな映画:

アメリカのSF映画。遺伝子エリートと雑草魂の葛藤がたまりません。同じアンドリュー・ニコル監督の「In Time(タイム)」もいいですね。

 

息子の難病の治療法開発を試みる銀行家の父の、実話を元にした物語。熱意と戦略がそろえば誰でも治療法開発に携われる可能性があるんですね。

Follow-up of 89 asymptomatic patients with adrenoleukodystrophy treated with Lorenzo's oil

論文のラストオーサーが父親。

 

 

NYのイタリアンレストランのある一夜が舞台。料理漫画の傑作「バンビ〜ノ!」全巻がこの1本に詰め込まれたような中身の濃さ、事件だらけです。イタリア料理好きにはたまらない数々の料理、ガーリックオイルが恋しくなります。

 

好きな飲み物:


最近はアメリカのマイクロブリュワリーと呼ばれる小規模ビール工房の地ビールにはまっています。

 

サンディエゴにあるBallast Point という醸造所のSculpin (Indian Pale Ale)というとても味が濃くてフルーティな種類のビールがお気に入りです。

 

 

 

リンク

朝日新聞、 「筋肉少なく肥満、高齢者の1割 名大、北海道の323人分析」(平成26年6月3日夕刊)

八雲町での疫学調査を取り上げていただきました。

名古屋テレビ UP! 注目ニュース「サルコペニア肥満」

2013年8月2日に放送された内容です。僕の研究を取り上げていただきました。とてもわかりやすくまとまっています。

 

リハビリテーション栄養・サルコペニア(筋減弱症)

サルコペニアのエビデンスが集積しています。勉強になります。

 

整形外科 論文ナナメ読み (JBJSなどなど)

JBJSの要約がまめに更新されています。抄読会のネタ探しにぴったりです。

整形外科医のための英語ペラペラ道場

英語論文を書く際の道しるべです。

整形外科医のブログ

整形外科臨床にとどまらず経済学にも詳しい記事が参考になります。