手前味噌ながら、サルコペニアや脊椎外科に関する僕の研究業績をまとめてみました
過去の発表を整理してみると、初めてサルコペニアの研究報告をしたのが、2008年。当時はサルコペニアはまだごく一部の医師しか知らない病態で、学会でも僕と指導医の先生以外は誰も「サルコペニア」を知らず、「何だそれ?」といった反応でした。質疑応答では懐疑的な意見が多く「本当に病気なのか?」といった質問ばかりだった記憶があります。インターネットに情報はなく、サルコペニアに関する論文も限られていました。
ここ数年、急速にサルコペニアの概念が広がっていくさまを見ていると、隔世の感があります。
今後も英語論文を増やし日本のサルコペニア研究を海外に発信しつづけます。