研究費を獲得するのも基礎研究者の大事な仕事とはいいますが、限られた研究資金を活用するにはなるべく安価に抗体を手に入れたいところです。
以前まとまった量の抗体が必要で、基礎教室の教官の先生と相談してPax7抗体をこちらの団体から購入したことがあります。
Developmental Studies Hybridoma Bank
アイオワ大学がNIHの資金で設立した非営利団体が運営していて、抗体が$40−$200と安価で手に入ります。
僕が注文した当時(2013年)、pax7は$50で、送料$35と合わせて$85でした。注文から10日程度で、冷蔵されたまま空輸されて届きました。
実は安価過ぎてあまり期待していなかったため、Abcam社の数万円の抗体も手に入れていました。同時に免疫染色比較しましたが、全く遜色ないものでした。
支払いはクレジットカードのみなので、公的研究費で支払う場合は校費用のクレジットカードの準備が必要かもしれません。
抗体が必要な際は検討してみてください。
2015-11-25