2017-06-13

(2021-09-22追記

三菱UFJ銀行が傘下のUnion Bankを売却すると報道されました。UFJ銀行の海外口座開設サービス(カリフォルニアアカウント・プログラム)が継続されるかどうかは今の所発表されていません。今後はサービスが中止になる可能性があります。海外留学を予定している方、アメリカの銀行口座を開設を検討しているかたは早めに手続をしたほうが良いかもしれません。)

海外生活での最初のボトルネックが、銀行口座(bank account)。

アメリカでは様々な支払いに小切手checkが必要です。アパートの支払いでクレジットカードや現金が使えれば良いのですが、checkしか受け付けないなんてことになると、アパートの契約がままならない。住所が決まらなければその先のもろもろの手続きが進まない。

というわけで、最優先で銀行口座を開設しましょう。

ただし、現地で開設しようとすると時間がかかる（2週程度）上、住所が決まっていないと難しいという無限ループにはまってしまいます。

日本にいる内に,日本の住所で口座を作れる唯一の銀行、Union Bankを紹介します。

Union Bankは米国の西海岸を中心に支店網をもつ三菱UFJ銀行の子会社の銀行です。

 日系銀行のおかげか、日本向けのサービスが充実。日本語のコールデスクもあります。

ー申込用紙の送付依頼、返送

ーATMカードの発送に1ヶ月

ー日本の銀行からUnion Bank口座への送金　

ーデビットカードの送付　2-3週間

ーUnion Bankトークン, caller IDの送付

と何かと時間がかかりますし、不足の事態もあります。僕は実際には渡米5ヶ月前に申し込みました。僕の場合は米国からの郵便（caller ID）が大幅に遅れて、再送付をしてもらい時間がかかりました。渡米２週間前にカードとトークンがそろいました。遅くとも渡米3ヶ月前には申込みをしましょう。

下記は送金の際の情報です。

 Union Bank N.A. 

 支店名: Japanese Customer Service Unit

P.O. Box 2306, Brea, CA

Fed Routing Number 122000496

銀行コード :SWIFT code　BOFCUS33MPK

家族で留学する場合は、配偶者のデビットカードもしくはATMカードが無ければとても不便です。そのため共有名義口座が必要になります。

僕が申し込んだ時点では（2016年）、共有名義口座申込はオンライン不可、書面が必要でした。電話で「ジョイントアカウントの申込書が欲しい」と、依頼しましょう。本人と配偶者それぞれがUFJの口座を持っている必要があるので注意して下さい。

カリフォルニアアカウント・プログラムについて

http://www.bk.mufg.jp/tsukau/kaigai/kouza/cali/moushikomi2.html

申し込み先　http://www.bk.mufg.jp/faq/ivr.html

電話番号　0120-860-777　毎日9:00-21:00 

申し込み以外は、何かと米国の日本語コールセンターに連絡することになります。とても親切でした。時差の加減で日本の時間外に掛けることが出来るのも便利でした。夏時間に注意を。

Union Bank　日本語コールセンター

https://www.unionbank.com/personal-banking/california-account-japanese.jsp　

月曜日～金曜日　8:00 a.m. ～ 5:00 p.m.　(太平洋時間) 

国際フリーダイヤル: 00531-11-4864 （日本からご利用可能なフリーダイヤル） 

受付時間; 　日本時間（米国太平洋標準時1）：

     月曜日 7:30 a.m. ～ 4:00 p.m. & 11:00 p.m. ～ 0:00 a.m.

     火曜日～金曜日 0:00 a.m. ～ 4:00 p.m. & 11:00 p.m. ～ 0:00 a.m.

     土曜日 0:00 a.m. ～ 4:00 p.m.

     日曜日 休

ーデビットカード debit card

  ガソリンスタンドで海外クレジットカードが使えない事があります。銀行口座から直接引き落としされるクレジットカードのようなものです。口座開設し入金した後にUnion Bankに電話して、2−3週間で送って貰いました。申し込み者と、配偶者それぞれ本人が電話する必要があります。ぼくは電話の途中で家内と交代しました。

米国発行のクレジットカードが手に入れば、デビットカードは不要かもしれません。僕はいろいろ調べましたが（プレミオ、ANA、JAL）、ビザのステータスやSSNの関係で難しいようで、 Debit cardを作りました。

ー小切手帳 check book

Union Bankに問い合わせた所、現地の住所に変更してから発行しないととても使いにくいようです。日本の住所の小切手だと相手に受け取ってもらえない事があるとか。小切手帳を発行するまでの間は、ユニオン銀行発行のチェック（casher's check、 certified check、手数料10ドル）を現地の銀行窓口で発行してもらい、家賃の支払いにあてるそうです。住所が決まってから現地の支店でcheck bookを申し込み（３０ドル）、１−２週間で届きました。

関連ページ

米国銀行口座（１）日本にいながら口座を作れるUnion Bankの利用法

米国銀行口座（２）日本国内の銀行から海外口座への送金。

米国銀行口座（３）クレカが得か、デビッドカードが得か？　手数料とマイレージ。

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