スポーツ整形
ACL断裂
急な減速、方向転換、接触での外反外旋位で受傷
外傷関節血症の60-80%がACL損傷。 前外側回旋不安定性による膝崩れ→半月板損傷
伸展で後外側部が、屈曲で前内側部が緊張。
Jerk test 、pivot shift、 Lackman test:正常でendpointあり。 陽性で、異常あり。
再建材料:骨付き膝蓋靭帯BTB(bone-patella tendon bone) 、ハムストリングス(半膜様筋+薄筋腱(semitendinosus and gracilis tendons))、腸脛靭帯遠位、大腿筋膜
PCL断裂
PCL単独損傷:sagging<10mmは保存
後外側構成体(LCL+膝窩筋腱)損傷:
Dial test30で過度に外旋。90度で変わらず→後外側構成体単独損傷。→保存
dial test30、90度で、さらに過度に外旋→PCLと、LCL+膝窩筋腱損傷→PCLrepair
内側側副靱帯損傷
30°屈曲位外反ストレス単独陽性…MCL単独損傷
30°90°両方で陽性…MCL+PCL合併損傷
半月板損傷
辺縁1/3の血行部は縫合適応。垂直に糸をかける。
Apley grind test(軸圧かけて内外旋), McMurry test
円板状半月板
日本人に多い。水平断裂多い Wrisberg型は膝の屈伸で異常可動を起こし、インピンジする。
投球肩障害
コッキング期(最大外旋外転)…前方不安定症、関節内インピンジメント、
加速期…肩峰下インピンジ 腱板損傷
リリース減速期… SLAP、Bennett leision(Glenoid後縁骨性増殖)
フォロースルー期…肩甲上神経麻痺(棘下筋棘上筋)
関節包拘縮?
野球肘
□上腕骨小頭離断性骨軟骨炎
10-16歳少年、圧迫力、剪断力、 45度屈曲位肘レントゲン
透瞭期→分離期(骨硬化)→遊離期
投球禁止、ドリリング、軟骨移植、上腕骨外側楔状骨切り、橈骨短縮術
□上腕骨近位骨端線離開 リトルリーガーズショルダー
テニス肘 ≒ 上腕骨外側上顆炎
バックハンドストローク
chair test, middle finger extension test、Thomsen test:肘伸展で手背屈で痛み。
ゴルフ肘 ≒ 上腕骨内側上顆炎
膝蓋腱炎 ジャンパー膝
四頭筋拘縮で尻上がり現象
Osgood-Schlatter病 Q角 O脚 X脚でなりやすい。
腸脛靭帯炎 ランナーズ膝 大腿骨外側顆 grasping test
分離膝蓋骨
10-15歳男子 Saupe3型(外上方)が最も多い
有鉤骨鉤骨折
野球、ゴルフ、テニスなどでグリップエンドがあたり、疲労骨折。骨片摘出
疲労骨折
脛骨上中1/3…疾走型 脛骨下中1/3…跳躍型
肋骨…ゴルフ、野球などのスイング
尺骨…ソフトボール投手、剣道、直達外力
腓骨…うさぎ跳び
恥骨骨炎…長距離ランナーなど
シンスプリント 脛骨遠位内側骨膜の痛み
Footballer’s ankle 足関節衝突性外骨腫(距腿関節前方) サッカー
肩関節腱板損傷 棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋
肩甲下筋断裂 肩甲骨前面。内転に作用。lift off test(背面に手を回し、手のひらで壁を押すと痛みあり), belly press test(お腹を押す。患側で力が入らない。内転力低下。)