骨腫瘍 悪性
骨肉腫
疫学: 10-20歳 骨幹端部 膝周り、上腕
検査:ALP↑ 骨膜反応 腫瘍性類骨
治療: 化学療法。 放射線療法はやや抵抗。 5生率:60%
その他: 傍骨性骨肉腫 20-45歳女性 (大腿骨遠位後方、clear zone) 予後良い
血管拡張型骨肉腫 予後悪い、 骨膜性骨肉腫 骨内高分化骨肉腫 放射線照射後骨肉腫 滑膜性骨肉腫…関節内
Ewing肉腫
疫学: 幼小児 5-25歳 骨盤 大腿骨骨幹部 上腕骨 脛骨
検査: ALP→ 炎症反応 骨膜反応 小円形細胞肉腫 PAS染色陽性 EWS-Fil1キメラ遺伝子
治療: 化学療法、放射線療法の感受性よい 現在は化学療法のみ基本。5生率:45%
軟骨肉腫
疫学: 40歳以降 大腿近位 骨盤 肋骨 上腕骨
検査: 石灰化が特徴 低悪性
治療: 化学療法、放射線療法無効 5生率:77%
淡明細胞軟骨肉腫: 骨端に好発 続発性軟骨肉腫:軟骨腫、骨軟骨腫から発生 予後よい
その他: 間葉性軟骨肉腫 脱分化型軟骨肉腫 骨膜性軟骨肉腫
悪性線維性組織球腫malignant fibrous histocytoma: MFH
疫学:10-50歳 大腿骨遠位 脛骨近位
検査: 花むしろ型病理 骨膜反応無し 治療: 骨肉腫に準ずる 5生率:50%
悪性リンパ腫
疫学: 20-40歳 大腿骨 脛骨 骨幹、骨幹端
検査: 骨膜反応無し 治療: 化学療法、放射線療法有効。 5生率:52%
脊索腫
疫学:30-50歳 仙骨、上位頚椎椎体 治療:重粒子線 予後:再発繰り返す
骨髄腫
疫学:40-60歳 頭蓋骨、脊椎、骨盤 検査:B細胞形質細胞の腫瘍化 M蛋白 BJ蛋白 腎障害 治療:化学療法 インターフェロン 5生率:10%
骨線維肉腫 アダンチノーマ 若年青年,脛骨腓骨,低悪性 神経芽細胞腫 骨転移 VMA陽性
神経芽細胞腫 骨転移